旧車に乗るのが不安という方に(1)
「旧車には乗ってみたいんだけどすぐ壊れそうで不安、旧車かメカに詳しくないと乗れないのでは?」
このようなお話をよく耳にする事があります。
本当は昔あこがれたバイクに乗りたいのだけれども、先入観からあきらめてしまう・・・、これははとても残念な事だと思いますので少し「旧車に乗る」時の留意点などをまとめたいと思います。
旧車は壊れやすいバイク?(1-1)
結論からいいますと何時壊れても不思議ではありません、これは40年以上も昔のバイクなので当たり前の事ではあるのですが、反対に40年以上もかけて故障の修理や対応部品などの開発を続けてきているので、故障個所の予測や故障した場合の修理方法、部品等に相当なノウハウは蓄積されている事も事実です。例えばZ1等は、一部の純正部品のほか日本に3つのリプレース部品メーカーがあり様々な部品供給がなされています。これらの部品を使い走り出す事前にエンジンや電装、又ブレーキまわりなどをオーバーホールする事によって故障のリスクは大幅に減少することができます。
又、旧車はつくりがシンプルなため故障個所を発見することや長年のノウハウから故障予測がつきやすいのも利点になります、エンジンのオーバーホールの時などはついでに故障しやすい部品も事前に交換することなどは通常に行われています。
エンジン等のオーバーホールの時期については、車両の使われ方や保管状況によって大きく変わってきます、中には10万キロ以上も元気に走るバイクもあるので走行距離等を目安にするよりは、エンジンのメカニカルノイズや排気からの煙、可能であれば排気ポートからバルブガイドのオイル下がりのチェックやINポートから圧縮漏れによるカーボンの確認ができればほぼエンジンの状況はつかめるかと思います。
古くても状態が良さそうなエンジンであれば、上記の内容にカムカバーを外し、カムの状態、カムチェーンギア、テンショナーギア、チェーンスライダー等のチェックとオイルパンを外し異物の確認とオイルポンプまわりの確認を行えば概ね大丈夫かと思いいます。手間とコストはかかりますがエンジンのフルオーバーホールに比べれば格段に安くあがるはずです。
最近は、多くの旧車が輸入されておりますがこの中にはとても状態の良い車両がありますのでノウハウのあるショップなどにご相談してみてはいかがでしょうか? 時間と手間を惜しまなければ、きっと素晴らしい車両に出会える事と思います。
MOTO-PRODUCTSでは安心して旧車にのっていただけるように当社で購入頂いた車両に関し1年間 点検整備(部品は除く)や車両に関する様々な事に対する対応やアドバイスを無料で行っております! もちろん当社以外で購入された場合でもご対応させていただきます。 是非!憧れのバイクにのってみませんか?バイクライフが変わる事まちがいありません!!
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